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電気圧力鍋と圧力鍋の違いは?7項目で比較して選び方を整理

電気圧力鍋とコンロ式圧力鍋を並べた比較イメージ

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圧力調理を始めたいと思っても、電気圧力鍋とコンロで使う圧力鍋のどちらを選ぶかは迷いやすいところです。名前は似ていますが、調理中に人がすること、置き場所、仕上がりの調整方法が違います。

先に結論をいうと、火加減を機械に任せたいなら電気圧力鍋、鍋としての小回りや自分で調整する余地を重視するならコンロ式圧力鍋が候補です。ただし、どちらも加圧前の準備と減圧を待つ時間があり、安全確認と手入れは欠かせません。

目次

電気圧力鍋と圧力鍋の違いを一覧で比較

比較項目電気圧力鍋コンロ式圧力鍋
1. 熱源・火加減内蔵ヒーターを機種が制御する対応するガス・IH等で火力を調整する
2. 調理中の操作自動制御で操作を減らしやすい。離席可否は説明書に従う加熱開始から消火まで、圧力表示・火力・時間を説明書どおり管理する
3. 完成までの時間昇圧・加圧・減圧を含み、製品・量・減圧方法で変わる昇圧・加圧・減圧を含み、製品・量・減圧方法で変わる
4. 置き場所本体と電源、ふたの開閉空間が必要調理中はコンロを1口使う
5. 仕上がりの調整モードや設定時間で調整火力や加圧時間を自分で調整
6. 手入れ内鍋、ふた、パッキン等を機種別に手入れ鍋、ふた、パッキン、圧力調整部等を手入れ
7. 付加機能自動メニュー、予約、低温・無水調理等は機種による基本は圧力鍋。通常鍋として使える機種もある

2026年9月2日時点のメーカー公式情報とNITEの公的情報を基にした一般的な比較です。対応熱源、圧力値、予約できるメニュー、洗える部品は型番ごとに異なるため、購入前に各製品の取扱説明書を確認してください。

操作を機械に任せる範囲を増やしたいなら電気式、火力や仕上がりを自分で詰めたいならコンロ式から検討すると、候補を絞りやすくなります。

共通点は「密閉して100℃を超える温度で調理する」こと

どちらも、密閉した鍋の中で蒸気によって圧力を高め、通常の鍋より高い温度で加熱する仕組みです。肉や根菜などに短時間で火を通しやすいのは共通しています。

一方で、最高圧力や加熱の速さは製品ごとに違います。「コンロ式だから必ず高圧」「電気式だから必ず遅い」と一括りにはできません。比較するときは方式だけでなく、候補型番の圧力値とレシピの所要時間まで見ましょう。

違い1:熱源と火加減

電気圧力鍋は、本体にヒーターと制御機能を備えた家電です。材料と調味料を入れて設定すると、加熱や圧力の制御を機械に任せられます。

コンロ式圧力鍋は、ガスやIHなど外部の熱源を使います。圧力がかかるまでは表示や音を確認し、取扱説明書に従って火力を弱める操作が必要です。そのぶん、加圧後に火を止めるタイミングなどを自分で調整できます。

違い2:調理中の操作頻度

火加減を自動制御する電気圧力鍋は、調理開始後の操作を減らしやすいのが特徴です。ただし、「完全な放置」や外出・長時間の離席を意味するわけではありません。禁止食材、最大調理量、蒸気口周辺の空間、離席可否は型番ごとの取扱説明書に従ってください。

コンロ式は、加熱開始から消火まで、圧力表示・火力・時間を取扱説明書どおり管理する必要があります。操作のタイミングを自分で判断したい人には調整しやすい一方、機械に任せたい人には手順が多く感じられるでしょう。

違い3:「調理時間」と「完成までの時間」

圧力調理は加圧中の時間を短縮できますが、レシピに書かれた「加圧10分」だけで料理が完成するわけではありません。加熱して圧力が上がるまでの時間と、調理後に圧力が下がるまでの時間も必要です。

電気式とコンロ式のどちらが早いかは、製品の出力、圧力値、材料の量、減圧方法で変わります。購入前は、加圧時間ではなくレシピに示された総所要時間で比べるのが実用的です。

違い4:置き場所とコンロの空き

電気圧力鍋はコンロを使わないため、ほかの料理と並行しやすくなります。その代わり、耐熱性のある安定した場所、電源、ふたを開ける上方向の空間が必要です。

コンロ式は調理中にコンロを1口使いますが、電源は不要です。収納時の扱いやすさは形状と重量によって異なります。圧力鍋として使わないときに通常鍋として使える製品もあります。

違い5:仕上がりを自分で調整できる範囲

コンロ式は火力や加圧時間を自分で動かせるため、同じ料理を繰り返し作りながら好みに寄せたい人に向きます。ただし、調整には製品の扱い方を覚える必要があります。

電気式は自動メニューや設定時間を選ぶ方式が中心です。操作を一定にしやすい反面、調理途中で自由に火加減を変えられる範囲は機種によって異なります。

違い6:手入れする部品

どちらも鍋だけ洗えば終わりではありません。ふた、パッキン、圧力調整部や蒸気口などの清掃が必要です。

電気式は、電装部を含む本体の水洗い可否と手入れ方法を型番ごとの説明書で確認してください。一般には、取り外せる部品の洗浄と本体側の拭き取りを分けます。コンロ式も、タイマーなどを備える機種では丸洗いできない部品があります。「電気式は面倒」「コンロ式は全部洗える」と決めつけず、候補製品の部品構成で比べてください。

違い7:圧力調理以外の機能

電気圧力鍋には、無水調理、低温調理、蒸し調理、炊飯、自動メニューなどを備える製品があります。ただし、機能名が同じでも温度や対応メニューは同じではありません。

コンロ式は圧力調理を中心にしたシンプルな製品が多く、通常の鍋として使えるタイプもあります。多機能さより、圧力調理と鍋としての扱いやすさを求める人に合いやすい選択肢です。

電気圧力鍋が向く人

  • 加圧中の火加減を機械に任せたい
  • 調理中もコンロを空けておきたい
  • 同じ設定で調理を再現しやすくしたい
  • 圧力調理以外のモードも使いたい

容量選びも同時に迷っている方は、2人用の電気圧力鍋は何L?調理容量と3機種を公式比較も参考にしてください。

コンロ式圧力鍋が向く人

  • 火加減や加圧時間を自分で調整したい
  • 圧力調理を中心にシンプルに使いたい
  • 調理中にコンロが1口埋まっても困らない
  • 電源のない場所でも対応熱源があれば使いたい

安全性は「電気式なら安心」と単純化しない

電気式には自動制御や自動排気を備える製品がありますが、その機能は型番ごとに異なります。コンロ式にも、ふたのロックや圧力調整装置など複数の安全機構を持つ製品があります。

NITEは家庭用圧力鍋の事故例として、圧力調整装置の詰まりや、ふたの閉め方が不完全だった事例を紹介しています。コンロ式は製品の説明書に従って圧力調整装置とふたを確認してください。電気式も、各型番の説明書で蒸気口、最大調理量、禁止食材、ふたを開けられる条件を確認し、圧力が残った状態で無理に開けないことが大切です。

まとめ:任せたい範囲で選ぶ

電気圧力鍋とコンロ式圧力鍋の大きな違いは、熱源と火加減を誰が管理するかです。操作を減らしたいなら電気式、自分で調整したいならコンロ式が候補になります。

ただし、完成までの時間、圧力値、洗う部品、安全機能は製品ごとに異なります。方式だけで決めず、作りたい料理、調理中にキッチンを離れるか、置き場所、手入れできる部品数まで書き出して選びましょう。電気式の実際の負担は、電気圧力鍋はめんどくさい?購入前に知りたい5つの負担と向いている人で整理しています。

参考にした公式情報

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